簿記3級の勉強を始めて、少しずつ理解できることが増えてきました。
最初はまったくの未経験。右も左もわからないところからのスタートでしたが、
独学でもここまで進めてこれたことは、自分でも少し驚いています。
今回は、このタイミングで学習の振り返りと、今後の進め方を整理してみたいと思います。
■ 仕訳が最初の関門だった
やっぱり最初にぶつかったのは、仕訳の考え方でした。
「借方?貸方?」「左?右?」「現金はどこ?」
最初はとにかく混乱して、テキストを読み返してもピンとこない状態。
でも、何度も書いて、例題を解いて、ようやく少しずつ理解できるようになりました。
仕訳は本当に慣れが大事なんだと実感。
今では、「これは資産の増加」「これは費用の発生」など、だんだんと自然に判断できるようになってきました。
■ 第10章以降で感じた難しさ
ところが、第10章以降の内容に入ると、一気にレベルが上がったように感じました。
「精算表」や「財務諸表の作成」、「決算整理仕訳」など、
それまでのパターン学習とは違って、“なぜこの処理をするのか”という背景の理解が求められます。
ここからは、丸暗記では通用しない領域。
数字のつながりや意図をしっかり把握しておかないと、問題の正解が見えてこない。
この辺りは、これから時間をかけてじっくり向き合っていく必要があると感じています。
■ これからの学習は「全体の流れ」と「理解重視」
ここまで学んできて感じるのは、簿記は“最後の方が難しい”タイプの試験だということ。
前半は仕訳に慣れれば進みやすいですが、後半は深い理解が求められる場面が多くなってきます。
これからの学習では、
- 一問一答だけに頼らず、全体の流れを意識すること
- 正解するだけではなく、「なぜそうなるのか」を自分の言葉で説明できること
この2点をしっかり意識していきたいです。
■ 学習管理には専用のシートを活用中
今回の学習では、自作の「簿記3級 進捗管理シート(Excel)」を使って、各章ごとの学習状況を見える化しています。
- いつ学習したか
- 自分の理解度(◎○△×)
- 苦手ポイントのメモ
- 復習予定日
こういった情報をまとめておくことで、「どこができていて、どこが弱いか」がすぐにわかるのが大きなメリット。
また、試験日までの逆算スケジュールや、直前期のチェックリストも併せて記録しています。
進捗が可視化されることで、「なんとなく進めてる」から「計画的にやってる」という感覚に変わってきました。


このシートは、今後の復習や試験対策にも大いに活用していく予定です。
■ まとめ:これからが本番。でも、焦らず一歩ずつ
仕訳も最初は苦手だったけれど、繰り返すことでちゃんと理解できるようになってきた。
きっと、今つまずいている内容も同じように、時間と回数が解決してくれるはず。
大切なのは、焦らずに自分のペースで進めること。
「少しずつでも分かることが増えていく」この感覚が、簿記学習の面白さでもあると思います。
この調子で、第11章以降と模擬問題演習に向けて、引き続き取り組んでいきます。